アマダ製ベンダー(プレスブレーキ)は数度のオーバーホールが可能で
長年ご使用いただける素晴らしい構造を持っています。
RG、FBD、HDSなど各種部分修理からオーバーホールまで幅広く対応
修理箇所の例
1. 上部テーブル機械加工
2. 下部テーブル機械加工
7. 下限装置交換
8. BG換装、AUTO-B/GのDC→ACサーボモーター載せ替え他
9. 中間板換装
上記外の様々な故障、不具合に修理対応しています。
まずはご相談ください。
ベンダー(プレスブレーキ)の上部テーブルには、長年の加圧による
摩耗や座屈が生じます。これらは真直や曲げ不良の原因となります。
弊社では上部テーブルを取り外して機械加工することで本来の機械精度
を復帰させて修理しています。RG、FBDなど。
また古いRGではオープンハイトが狭い機体が多く存在します。
これらの上部テーブルはご要望に応じてカット改造することで、最終期
のRG同様のオープンハイトに変更することも可能です。
オープンハイト拡張だけでもご相談いただけます。
ベンダー(プレスブレーキ)の下部テーブルには長年のご使用で
ダイホルダーによる傷や加圧による偏摩耗が生じます。
下部テーブルを取り外して機械加工することにより本来の製品精度を
復帰させ修理しています。
また近年、平行調整が出来ない機体も増加しており、下部テーブルの
左右ガイドローラーのボア径摩耗によるものがほとんどです。
弊社オーバーホール機ではこれらもチェックしながら不具合に関しては
下部テーブル修正も実施した機体を販売しています。持ち込み修理可。
バックゲージストレッチ(定規)はそれほど損耗したり変形することは
有りませんが、突き当てや材料傷が付いていることが有ります。
弊社ではほとんどの機体で上下テーブルを機械加工するので、B/Gの
ストレッチも合わせて機械加工を実施して機械精度を向上しています。
※機械加工できない機種もあります。
FBD-NTなどはLMガイド新品交換で製品精度を復帰しています。
RGタイプは延長改造品の新造なども行っているのでご相談ください。
端まで突き当てが必要というユーザー様にはご好評いただいています。
油圧シリンダーの消耗品は油に浸かったまま長期間摺動反復動作に
さらされることにより硬化やディップの摩耗が生じ油漏れの原因や
動作不良を生じさせることもあります。
また作動油には定期交換されていてもゴミや不純物が紛れ込んで
しまい、これらはピストンを傷つける一因となります。
弊社ではシリンダー消耗品および作動油を交換し整備販売しています。
油漏れ修理もご相談ください。
ユーザー様機材条件によって現地工事対応も可能です。
経年劣化した機体ではシリンダー消耗品の劣化やピストンの縦傷による
油漏れ、加圧不良が発生します。
また損耗が激しい機体ではシリンダー破損なども見られます。
最近ではガイドローラーの経年劣化によりローラーが摺動せずに
シリンダーやガイドポストを破損してしまったり、精度不良になる
機体も増えています。特にFBDⅡ型の大型機でご相談を頂戴します。
小型機から大型機まで各機種でシリンダーASSY交換、ピストン修正
シリンダー研磨、ポスト研磨、ガイドプレート交換などに対応
アマダ製ベンダー(プレスブレーキ)各機種は長年の使用に耐えうる
素晴らしい構造を持っています。
しかしながら経年劣化により機械内部では油切れや異常加圧などが
原因で様々な劣化や摩耗、破損が生じていることが有ります。
弊社のオーバーホール販売機では前後ガイドローラーを一つずつ単体で
確認しながら不具合のあるものには解体洗浄グリスアップなどを実施、
破損したものは交換を行っています。
現地工事の対応が可能な場合もあります。
アマダ製ベンダー(プレスブレーキ)RGタイプで、経年劣化により
下限位置を設定するハンドルを回しても下部テーブルが下限位置で
停止しなくなることが有ります。
初期症状ではハンドルを外して締付軸(黒い鋼管)を回し込む事で
解消できますが、近年では下限装置内部の摩擦板やプレート、座と
いった部品摩耗や圧縮帯金(ケース部分)の摩耗により下限装置の
ASSY交換が必要なケースが増加しています。交換には支え板を解体
する必要があり、組付け後、精度調整が必要になります。