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シャーリング:ATF-1335SA ドライブ修理工事(現地工事・解体)

 

 

 

 

 

 

部品が揃ったとの連絡を受けて、ユーザー様ご要望日に合わせて工事開始。

 

まずはドライブ部のカバーを取り外しから開始。

 

 

 


 

 

同時に届いた部品を開封して部品確認。

 

 

画像は駆動軸に偏心板をセットしたASSY部品です。

 

通常弊社工場内で交換作業を実施する際には駆動軸と偏心板は別々に届くので自社でセットしますが、現地工事の際にはASSY部品が支給されます。

 

コンロッドもメタルブッシュが組み込まれたASSY部品が支給されるため、仮組して摺動確認するだけで組み立てを開始できます。

 


 

 

 

 

 

 

 

作製した専用クレーンを組み立てるため周辺カバーを一時解体


 

 

 

 

 

 

専用クレーンもばっちり寸法が合いました。

 

これでF/Wもスムーズに取り外せます。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

C/B-ASSY(クラッチ・ブレーキASSY)や配管、フリクションなどを順に解体。

 

今回F/WおよびF/W内部品はベアリングとカラー以外は交換対象ではないため、1点ずつ丁寧に保管しながら解体していきます。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

取り外したF/Wはユーザー様でご準備いただいたスペースで洗浄清掃しベアリングとカラーを打ち換えジグを用いて交換。

 

機種によってジグのサイズも違うので数種類持込み合致するジグを使用します。

 

弊社場内ではほとんどの機種をオーバーホール実施しているため、機種に合わせて各種ジグを作製し交換部品に合わせて使用しています。 

 

 


 

 

 

 

F/Wが下りるとラムが自重落下してしまうので、弊社作成の専用ジグでラムなどを支えて解体作業を行います。

 

危険な場合は天井クレーンも併用します。

 


 

 

 

 

 

コンロッドや駆動軸の解体が完了。

 

組付け準備のため、洗浄清掃し整地を行います。

 

 

 

 


 

 

 

 

工事直前にアマダ本社シャーリング修理部門よりグリス給油配管の確認と部品交換のご要望があったので給油経路を1本ずつ確認してグリスの流れを確認して各部の損耗状態と照らし合わせて報告。

 

オートグリスター、分配弁、フレキシブルホースなどを順に交換

 

 組立準備が整ったら組み立てを開始します。

 


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