洗浄清掃後に、組付け準備し整地が終わるとまずはDU軸から組付け。
調整は富士宮工場より貸し出しの専用治具を用いて、IOTサポートパンチングご担当者様に実施していただきました。
以前のパンチングマシンではディスクサポートにより下部タレットを支えてパンチングしていましたが、最近の機種ではDU軸で下ダイを直接受けてパンチングしており合理的な機構だと思いますが、整備させていただく側からすると、また新しい機構でどんどん複雑になるのが厄介です。
下部ベースASSYに再利用準備した下部タレットを組み付け
本体取り付け面を整地したのちドッキング
これらの作業はEMと同じです。
今回は上部タレット新品交換のため、上部ベースASSYはこのまま廃棄
2AIに関してもASSY部品が届いている個所については同廃棄
上部ベースASSYもドッキング
ショットピン、サブショットピン調整を完了。同芯・真直調整準備。
調整専用治具を取り付けて、上下タレットの同芯、真直調整を実施
EMやEMZとも構造が違うため、真直調整のためのストレートエッジの配置には少々苦心しました。
真直調整自体は、調整機構が復活していたのでスムーズに実施できました。
DU軸残作業を実施
スライドASSY機構も新品交換のため取付調整。
シャッター機構は芯出しのために開放状態のままに。
MPTと2AIのステーションは調整できるようにスペースを確保しながらダイホルダーを配置。
フォーメーションシャッターを取り付け
配線、配管類を戻していき、電源投入準備
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