中古シャーリングを導入されていて、いつも刃替えをご依頼いただくユーザー様で動作不能トラブルが発生し、修理依頼を頂戴しました。
ユーザー様から機械商社様への動作不能連絡のため、弊社では現象や不具合状況が不明のため、『何をしていて、どのような状況の際に動作不能になったのか』をご確認いただき再確認をお願いしました。
再確認の状況では、切断時に板押さえが下りず、アラームが発生しているとの事。
使用状況やアラームが分かったので、そのような不具合が発生する状況を電気回路図や部品で調査。
実機を確認させていただき、現状を確認。
想定した個所を1カ所ずつ確認していき、最悪は油圧ユニットの不良も考えうる状況でしたが、幸いP/S(プレッシャースイッチ)の不良が原因の様子である事が分かりこの個所を確認。
ただし事前の部品確認では、油圧ユニット関連もP/Sも合致する部品が緊急入荷出来ない状態だったので部品手配と納期までの時間がかかるかと思われました。
P/Sは市販品もネット検索で在庫無し状況だったので少々心配でしたが
原因が経年劣化による配線の断線だったため、配線を修復して復帰。
テスト稼働ののち、切断テストいただき良好に稼働との事。
修理完了出来良かったですが、最近の資材不足なのか在庫部品の状況には苦労します。
おかしいなと感じたら早めの修理を。
最近では様々な部品の入手に時間が掛かり、機械が停止して修理まで2~3月以上かかることも増加中です。
年々部品価格も上昇傾向にあり早めの修理をお勧めします。
㈱大阪プレスサービスでは、アマダ製板金機械の整備機販売、修理、オーバーホール、機械買取などを行っています。
まずはご相談ください。