ユーザー様から日清紡のパンチングマシンが故障し、メーカーから部品供給が出来ないため修理不能と回答されたとの事で、弊社の整備機PEGA-345と入替納入のご要望を頂戴しました。
まずは現地下見に伺い、実機、状況、現場確認。
日清紡パンチングを導入される際に整備された土間にPEGAが設置できることを確認し、御見積を提出。
正式にご依頼を頂戴しましたので、日清紡のパンチングを事前解体に伺い出荷準備。
重量作業を依頼した重量会社指定サイズに収まるよう、テーブル、キャリッジ、アーム、カバー、配線、コンソールなどを分離解体。
当日、引き上げやすいように配置し事前準備完了。
納入入替当日、日清紡パンチングを引取後に、別途ご依頼いただいたHDの移設も同時実施。
地盤悪化によりレベルが悪くなっているとのご相談のため、弊社補材でベンダー用ベースになる敷板を準備して設置。
使用不能で使用していない大きなプレスもこの際、撤去をご希望いただき同時に引取実施。
使用不能のスポット溶接機や日清紡パンチングと一緒にスクラップ処分を重量会社様に依頼。
PEGAを所定の位置に配置していただき、レベル調整を開始。
阪神淡路震災以降に使用するようになったAYプレートベースアンカーで土間に固定。再度レベル微調整。
移設梱包を解き、コンソールを配置し配線を繋ぎこみます。
ドライブ回転確認や、原点調整を実施。
動作確認後に芯出し確認を実施。打ち抜きテストにより寸法調整を実施。すべての納入据付作業を完了し使用方法をご説明。
まだ金型が揃っていないとの事で本格稼働は後日。
全体のまとめ作業を実施。
HD移設箇所やプレス引取箇所を含めて清掃作業ののち入替納入完了。
タレットベアリングまでは変えていないもののドライブや、スライド2AIなど主要動作箇所で整備中に見つかった不具合個所は部品交換修理済みなので、末永くご使用いただければと思います。
御依頼ありがとうございました。
整備には時間がかかるので、お時間は頂戴しますが、このように整備機のご用意も致します。
古い機体でもまだまだ整備可能な機種が多数あります。
お困りごとがあれば、弊社までご相談ください。
㈱大阪プレスサービスでは、アマダ製板金機械の整備機販売、修理、オーバーホール、機械買取などを行っています。 まずはご相談ください。