左昇降ネジの脱落による影響を考慮し、レベルを確認
少しレベルが悪化しているため本体レベルを調整
右昇降ネジ取り付け部をサンダー、砥石などで整地
洗浄清掃して取付準備
左右の昇降ネジを専用グリスを用いて単体組み上げ スラスト関係を交換
右昇降ネジ組込
キャッチの取付準備
左昇降ネジ脱落の影響で、キャッチシリンダーのブラケットが大きく破断していました。
HC1-2010Aから転用することに。
キャッチ側の普及を完了
左昇降ネジ組込
HC1-2508Aより転用ネジを洗浄清掃して消耗品交換の上組み上げ
ギヤBOX-ASSYを取付
トップロールを組付け
油圧タンクベースおよび油圧タンクを取付
目詰まりしていたグリス配管は針金でスケールを除去し洗浄清掃の上
給油状態を確認し復旧
各部専用グリスを塗布して本体の復旧を完了
操作盤を連結し油圧配管を連結し稼働確認へ。
稼働確認時にインジケーターのワイヤー破損、一部バルブからの油漏れなど細かい不具合個所を発見。
部品取り機より取り外して転用
ベンディングロールでは多くのバルブが入手不可能となっているので
部品取り機があり助かります。
ユーザー様によるテスト加工も良好のため復旧作業完了
一部サイドロールシリンダーの圧力低下が見つかったため、今後の対処方法をご説明し、一連の作業を完了。
御依頼ありがとうございました。
ベンディングロールやVカットなどの新型や後継機が無く、大切にご使用いただくほかない機種が増加しています。
弊社では出来る限りご要望に沿った修理対応を継続できればと考えております。
可能な限りオーバーホール作業が頻繁だったころの治具や専用工具の保管に努めてはいますが、これらも年季と共に老朽化しており保管や管理が難しくなります。
またどんどん新型機種が生産されるため、弊社で保管する治具・専用工具は増加の一途で、保管と廃棄の選定見極めが難しい状況です。
今回の工事内容やタレット交換などでは多くの工具を持参し、移動工場のような対応が必要な案件が増加傾向にあります。
産業機械の修理会社が減少しているので仕方がないことですが、出来る限りユーザー様のご要望にお応えできるよう継続してまいります。
おかしいなと感じたら早めの修理を。
最近では様々な部品の入手に時間が掛かり、機械が停止して修理まで2~3月以上かかることも増加中です。
2023年度より部品価格も上昇傾向にあり早めの修理をお勧めします。
㈱大阪プレスサービスでは、アマダ製板金機械の整備機販売、修理、オーバーホール、機械買取などを行っています。
まずはご相談ください。