モーターの修理(巻き直し)依頼を頂戴いたしました。
2015年のトップランナーモーター変更以降、モーターの価格も上昇し
在庫数も減っている状況で急な故障に対応できずお困りの声が増加しています。
新規格モーターの納期がかかり、費用は掛かっても早く修理して機械を稼働させたい場合などに修理依頼を頂戴します。
今回届いたモーターは配線BOXや端子台まで破損していました。
焼損程度にもよりますが、多くの場合がコイルの巻き直しで修復できます。
コイルの巻き直し、両端ベアリング交換、波ワッシャー交換・修正、
内部洗浄清掃、ニス塗布などを実施し動作確認が一連の修理内容となります。
今回は2010年製なので14年前の製品です。
新規格のモーターを手配し、モーター交換しようとすると配線BOXの位置が変更されていたりして手配時に注意が必要ですが、モーター修理だとそのまま元の位置に戻すことが可能です。
今回は、事前にご連絡をいただきましたので弊社到着から1週間以内に返送する事が出来ました。
もちろん新型モーターの方が経済的には良いのですが、手配から入荷までに時間が掛かる場合などには修正も有効です。
ただし両端ベアリングがケーシングを摩耗させている場合や焼損度合いが酷く修正が効かない場合もありますのでご注意ください。
おかしいなと感じたら早めの修理を。
最近では様々な部品の入手に時間が掛かり、機械が停止して修理まで2~3月以上かかることも増加中です。
2023年度より部品価格も上昇傾向にあり早めの修理がお勧めです。
㈱大阪プレスサービスでは、アマダ製板金機械の整備機販売、修理、オーバーホール、機械買取などを行っています。
まずはご相談ください。