機械納入時にユーザー様から
アマダ製シャーリング M632を
下取りさせていただきました。
シャーリングの基本構造を学ぶには最適です。
新人研修整備を開始。
まずは全解体。
フレームのみの丸裸に。
B/G(バックゲージ)は手動。
F/W(フライホイール)の構造が通常の
メカニカルシャーと違います。
太陽ギヤと遊星ギヤが摩耗。
ドライブシャフトにも摩耗有り。
コンロッドのブッシュや軸受けの
ブッシュにも摩耗が見られます。
ドライブシャフト
太陽ギヤ
遊星ギヤ
偏芯板
部品が完成し届きました。
テーブルの準備が完了し取付
ブレード(上刃・下刃)も研磨完了。
少しずつ整備をしていきます。
F/W(フライホイール)ベアリングを交換。
赤プライマーに塗るために養生中。
太陽ギヤ、遊星ギヤのガワを取り付け。
駆動軸にも偏心板を焼嵌めし、
組み込み準備を整えます。
軸受けやコンロッドのブッシュやキーを作成。
摩耗しやすい個所は出来るだけ交換します。
ドライブ(駆動系)の修理を終えて
電気配線などを普及。
ここまで来れば稼動準備にかかれます。
テーブルやB/G(バックゲージ)を
取付て、稼働確認や精度調整を実施。
アマダ本社より依頼のオーバーホールや再生整備の
合間を縫ってすべての整備を完了。
ユーザー様で特殊な湾曲部材の切断に使用されるため
最終的には板押さえパッドを改造して特殊部材切断可能に
使用変更しました。
㈱大阪プレスサービスでは、アマダ製板金機械の中古機械 買取、販売、修理、整備などを行っています。
まずはご相談ください。