Mタイプのシャーリングで、
『大歯車が暴れる』という事で
解体していくと。。。
ドライブシャフトと軸受けが異様なことに。。。
駆動軸軸受けの内側です。
軸受けブッシュを破って、駆動軸軸受け本体も摩耗しています。
よくぞここまで使い切ったと言うべきか。。。
完全に乾燥状態なので、潤滑油が届いていなったことが原因です。
潤滑油のナイロンパイプが破損していました。
摩耗限界を突破してここまで使用すると当然ドライブシャフトも
このように。。。
ブッシュが有る間はそれほど摩耗しないのですが、軸受け本体と
干渉するとやはりこのように段差が発生します。
新品交換するか修正するしか有りません。
ドライブシャフトを新調するには費用も時間も掛かるため、
ドライブシャフトは修正して、軸受けを新調。
正常に稼働していなかったため、他にも破損個所が。。。
各部を修正して、稼働確認、精度確認ののち、お客様のもとへ
戻りました。
【修理個所】
1. ドライブシャフト修正
2. 軸受け新調
3. ピニオンジク関係交換(ベアリング交換含む)
4. 大歯車修正
5. 潤滑関係修理、交換
6. 各部破損部位修理、交換
7. 板押さえパッド交換
8. ブレード反転 など修理に合わせて整備作業も実施。
このような状況になる前に、おかしいなと思ったら早めの整備をお勧めします。
㈱大阪プレスサービスでは、アマダ製板金機械の中古機械 買取、販売、修理、整備などを行っています。
まずはご相談ください。